世界遺産マラッカは、小さな街ながらも見どころが多すぎて、効率よく回らないとおすすめスポットの観光には数日かかってしまいます。
今回のマラッカ旅行記ブログ『マラッカをサクッと観光できる女子向け観光モデルコースはこれ!/ブログ前半』では、マラッカに10日間滞在した私の、厳選した観光モデルコースをご紹介。
マラッカの観光スポットを、半日で効率よく観光できるコースを探してみました。
マラッカ観光モデルコース前半は?
マラッカ観光モデルコースの前半では、マラッカ海洋博物館やサンチャゴ砦、スルタンパレスにセントポール教会、スタダイスなどの観光地を回りました。
旅行記ブログの後半では、いよいよお土産屋さんや飲食店と、マレーシア最古の寺院などが集まるジョンカーストリートへ。
マラッカが発祥の地ともいわれている、ニョニャ料理のお店も豊富です。
それでは、マラッカ観光モデルコースの【後半】へ出発です。
マラッカ観光女子向けモデルコースのブログ前半では、観光マップの「8番目」までのエリアを周ったので、ブログ後半では「9番目」から始まります。
マラッカ観光モデルコース後半
9.ジョンカーストリート
オランダ広場の向いにある橋を渡ると、すぐにジョンカーストリートへ入ります。
金曜日から日曜日の夜はナイトマーケットも開催されるので、週末は特に大賑わい。
毎週どこから観光客がやってくるのか・・・と思うくらいの人出になります。
ジョンカーストリートでは、マラッカの伝統的な民芸品やアートのお土産店だったり、マラッカが発祥と言われるニョニャ料理を食べられるお店などが、ズラリと並んでいます。
その中で、マラッカの歴史ある古民家をお洒落にリノベした人気のカフェ、「Geographer Café(ジオグラファーカフェ)」に立ち寄ってみました。
10.ジオグラファーカフェ
ジョンカーストリートのほぼ中央あたりまで来ると、左手に黄色い壁の建物が見えてきます。
オープン形式のカフェで道の角っこにあるので、Geographer Café(ジオグラファーカフェ)はすぐに分かると思います。
ここは、マラッカの古民家をリノベーションした老舗のカフェ。
少し前には映画の撮影にも使われたそうで、最近ではインスタ映えするということで、人気が高まっていました。
Geographer Café(ジオグラファーカフェ)は、カフェと言ってもマラッカの伝統料理も食べられるので、軽いコーヒータイムから食事までを楽しめます。
私はちょうどお腹が空いたところだったので、ホットサンドとアイスコーヒーを。
お腹が空いたと言っても暑さで食欲はそこそこだったので、ホットサンド程度のものがあって助かりました。
このところ、辛いものばかり食べていたし、ちょっと飽きていたんですよね。
夜の雰囲気も素敵なGeographer Café(ジオグラファーカフェ)は一日中賑わっていて、とくに週末のナイトマーケットの日になると、道までテーブルがはみ出しているほど。
見ているだけでも楽しくなるスポットです。
営業時間 | 10:00~25:00 |
住所 | 電話番 |
電話番号 | +60-6-281-6813 |
11.カンポンクリンモスク
さて、お腹も満たされたことですし、マラッカ観光モデルコースの後半ツアーを本格スタートです。
次に向かうのは、カンポンクリンモスク。
白亜の壁に緑色の屋根が特徴的なカンポンクリンモスクの内装は、シルバーと金色のコラボが印象的。
明るい雰囲気のモスクを感じさせます。
カンポンクリンモスクでもローブを借りることができるので、ぜひ着用して入ってみてください。
英語ですけど、無料でボランティアでガイドをしてくださる方がいらっしゃり、とても有意義な時間を過ごすことができました。
それに、ガイドさんと一緒なら、ほとんどの場所に立ち入らせていただくこともできたので、ここはかなりおすすめの観光スポットです。
12.スリポヤタビノヤガム-ティ寺院
カンポンクリンモスクのすぐ隣にあるのが、マレーシア最古のヒンドゥー教寺院と言われているスリ・ポヤタ・ビノヤガ・ム-ティ寺院。
門構えがカラフルですが、中はもっと彩り豊かな寺院のようです。
と言うのも、私が行ったときには門が閉じてあったので、中に入ることができず。
けれど、見学できる時間もあるので、カンポンクリンモスクの後に立ち寄ってみるのがおすすめな観光スポットです。
13.青雲亭-チェンフーンテン寺院
カンポンクリンモスクやスリポヤタビノヤガム-ティ寺院の門を出たら、左に向かって進んで行きます。
すると、徒歩3分ほどで門構えが派手な青雲亭(チェンフーンテン寺院)が。
これまた、マレーシアに現存する最古の中国寺院で、17世紀に建てられたものだそうです。
赤色と金色の彩りが、中国らしさをかもし出していますね。
ゴテゴテとした装飾ながらも、重々しい雰囲気が漂っていて、中国の奥深い歴史を感じさせます。
青雲亭では、本堂を取り囲むように小さな寺院が並んでいて、お線香を立てながら回ることができました。
本堂に向かって左手の受け付けでお線香を有料で頂けるので、本堂の周りの寺院もぐるりと回ってみるのがおすすめです。
14.カンポンフルモスク
そして、マラッカ観光モデルコースのラストが、やっぱりマレーシア最古のイスラム寺院、カンポンフルモスクです。
ここは、私的には見逃したくないおすすめ観光スポットの1つです。
1748年に建てられたと言うカンポンクリンモスクの敷地に入ると、まず目についたのが右手の礼拝前に身体を清めるための泉。
とても神聖な空気を感じます。
カンポンフルモスクでもローブの貸し出しがあり、それを着用することで女性の観光客も入ることができます。
ただ、礼拝の時間は対象外かもしれないので、ご注意を。
15.セントフランシスザビエル教会
カンポンフルモスクからセントフランシスザビエル教会に向かって歩くと、マラッカリバーに出ます。
マラッカリバーは、古都マラッカの真ん中をゆったりと流れる運河で、この川の雰囲気がまたマラッカを優雅にも見せています。
途中にかかる歩道橋はどれも可愛くて、カラフルなマラッカにピッタリのイメージ。
マラッカリバーから眺める景色も、マラッカ観光には外せないおすすめポイントの1つです。
そんな優雅な運河を横目に進んで行くと、橋の向こうに白亜の美しい教会が見えてきます。
この教会が、セントフランシスザビエル教会。
マラッカでもキリスト教を布教した彼の功績を讃えて1849年に建築された建物で、オランダのゴシック様式が特徴です。
私は中には入っていないのですが、観光客も自由に入れます。
建物の中も白く透明感があって、ステンドグラスが美しく映えているということでした。
時間に余裕があれば、ぜひ立ち寄ってみることをおすすめします。
16.ババニョニャヘリテージ博物館
マラッカが世界文化遺産に指定された理由に、プラナカン文化があります。
このプラナカン文化に触れることができる一番有名なマラッカの観光名所が、ジョンカーストリートから1本はずれた道路沿いにあるババニョニャヘリテージ博物館。
大富豪の華僑の邸宅を博物館にしているババニョニャヘリテージは、閑静なエリアにあって威風堂々とした佇まいで目立っています。
ただ、ババニョニャヘリテージ博物館のガイド付きツアーだと、混雑の具合によっては待ち時間が発生。
所要時間は1時間くらいですので、ババニョニャヘリテージを見学したい場合は、先に公式HPなどで情報を確認しておくのがおすすめです。
口コミを見ると、博物館に興味がない観光客にとっては、当然ながら魅力にかけるスポットの様子。
そんな理由から、私の『マラッカ半日観光モデルコース一人旅プラン』には入れませんでした。
ただ、プラナカン文化に深く触れたいと思われたら、じっくりと時間をとって立ち寄ることをおすすめします。
入館料 | 大人RM16、11歳までRM11、4歳まで無料
※ガイド付きRM20 |
営業時間
月曜日~木曜日 |
10:00~17:00
※最終ツアーは16:00、最終入場は16:15 |
営業時間
金曜日~日曜日 |
10:00~18:00
※最終ツアーは17:00、最終入場は17:15 |
住所 | 48&50 Jalan Tun Tan Cheng Lock 75200 Melaka,Malaysia |
電話番号 | +606-282-1273 |
編集後記
今回のマラッカ旅行記ブログでは、半日ほどでサクッと回れる女子一人旅向け観光モデルコースをご紹介しました。
けれど、世界文化遺産のマラッカでは、ほかにもおすすめの観光スポットが目白押し。
とくに50代からの女性ひとり旅に人気の観光地がたくさんあります。
マラッカ海峡の世界三大夕日が美しい水上モスクや、絶対立ち寄りたいマラッカのお土産店など、訪れてみていただきたおすすめ情報を他の旅行記ページでブログ投稿しています。
もう少し長くマラッカに滞在ができるなら、ぜひ行ってみてくださいね。